本日は、夕刻を除き山腹より上部は深い霧に包まれました。それでも多くのお客様にご来場頂きました。
お伝え済みのエリア内各所のクラックも予想以上に広がっています。立ち入り禁止区域内から撮影したものすがかなり大きいですね。ちなみにこれは上部のエリア内側からは目視で確認することができません。深さは200cm以上となっています。場所はメールコースの際になります。立ち入り禁止の標示とポールで規制しています。
こちらは圧雪コースと未圧雪エリアの際にあるクラック。これスキーの板をすると周りの雪が崩壊し、体が見事にすっぽりと埋まるほどの大きさです。（画像だと少し分かりにくいですね。）迂回路脇のある場所です。立ち入り禁止の標示を設置しています。
またツリーホールや設置物のある付近は巨大なホールができていますので滑走の際はその点を配慮したライン取りでの滑走をお願い致します。
リフトの終業間近には、濃い霧が晴れ見事な雲海が広がり幻想的な景色となりました。これ、なかなか見ることができませんね。最後のご褒美のような風景でお客様も歓声を上げながら撮影されていました。
さて、前回から大分時間が経過してしまいました隊員紹介ですが、今回は紅二点のお一人佐藤隊員です。
佐藤隊員は、パトロール歴10年以上でして山形、岐阜のスキー場で勤務しておりました。キャリアは隊員の中でも長く、公認パトロールだけでなく雪崩に関するJAN/CAAレベル１や野外における救急救命の資格であるWFA(Wilderness Firstaid)などを取得しているなど自らのスキルアップに余念がない勉強家でもあります。現場での対応力はぴか一かと。
ちなみに元下着デザイナー、縫製が得意するところなのでウェアのリペアはもってこいとのこと。小さい体ながら侮れない頼りになる存在です。あと、GPSにも詳しいです。
さて、明日は曇りそしてちょっと晴れ間が覗けばいいかなという天気ですね。
朝一番のグルームコーデュロイはいいのではないでしょうか。未圧雪エリア、コースは引き続きクラックやツリーホールに注意が必要ですね。
明日も安全で楽しい滑走を！
では。
